セキスイハイム オプション費用|インテリア133万の全内訳

新築準備・家づくり

注文住宅の打ち合わせで、たぶん一番モヤモヤするのが「オプション」という言葉だと思います。

全部自分で選んでいるのに、どこからがオプションなのか分からない。しかも金額が見えないまま話が進んでいく。結局いくら上乗せになるのか、契約前には誰も教えてくれません。

我が家は2026年3月にセキスイハイムで引き渡しを受けた共働き夫婦です。この記事では、インテリア打ち合わせで実際に発生した金額を、手元の見積書そのままに公開します。結論から言うと、総額は133万6,500円(税込)でした。

  • セキスイハイムのオプションが実際いくらか知りたい方
  • インテリア打ち合わせを控えていて、予算感をつかみたい方
  • どこを削れば安くなるのか知りたい方

金額は2026年の契約時点のものです。仕様や地域、時期によって変わるので、相場ではなく「一例」として見てください。

そもそも注文住宅の「オプション」とは何なのか

差額が出たものだけがオプションです。それ以外に定義はありません。

ハウスメーカーには商品ごとの標準仕様があります。床材、クロス、キッチン、洗面台、建具、コンセントの数まで、「ここまでは本体価格に含まれる」という線が最初から引かれています。

オプションとは、その線を越えた分のことです。中身は2種類しかありません。

  • 変更(グレードアップ):標準の設備を上位のものに変える
  • 追加:標準にないものを足す

注文住宅は最初から全部自分で選ぶので、「選んだ実感」と「費用が乗った実感」がズレます。標準の床材を選んでも、それは自分で選んだものですが、差額はゼロ。オプションではありません。

手元の書類で見分ける方法はシンプルです。金額が入っている行がオプションで、空欄や0円の行は標準仕様です。

インテリアのオプション総額は133万6,500円でした

我が家の場合、書類は4枚に分かれていました。

インテリア関係の見積もりは、内容ごとに別々の書類になっていました。まずは全体像からお見せします。

書類定価(税抜)税込
変更・追加オプション(39項目)289,000円317,900円
照明526,900円413,600円
カーテン479,240円400,400円
標準外クロス186,720円204,600円
合計1,336,500円

照明とカーテンの「定価」と「税込」を見比べると、数字が逆転していることに気づくと思います。この2つには大きな値引きが入っているからです。そこが今回の一番の発見でした。順番に見ていきます。

変更・追加オプション39項目|足したものと、やめたもの

この書類が一番おもしろいです。増額と減額が入り混じっています。

打ち合わせは一度で終わりません。変更に変更を重ねるので、後からやめたものはマイナスで記載されます。結果として、39項目のうち半分近くがマイナスでした。

足したもの(主なもの)

項目金額(税抜)
玄関ステップ拡張(タイルデッキ)136,000円
洗面 一体型カウンターUP分108,000円
タンクレストイレ(サイド手洗い)82,500円
お風呂 1721サイズ62,000円
キッチン 吊り戸1800→270052,000円
洗面 1面鏡UP分48,000円
キッチン 下段フリー収納90043,000円
玄関収納 2の字型42,800円
お風呂 アップダウンシャワーヘッド33,000円
お風呂 ダウンライト16,000円
キッチン コンセント現地取付12,000円

金額が大きいのは玄関まわりと水まわりでした。玄関ステップのタイルデッキだけで13万6,000円、洗面のカウンター一体化で10万8,000円。毎日使う場所ほど、迷って上のグレードを選んでしまいます。

このうちお風呂の1721サイズ(62,000円)は、我が家がいちばん「上げてよかった」と感じているオプションです。標準サイズとの違いや、なぜ最大サイズを選んだのかはセキスイハイムのお風呂は標準で十分?で詳しくまとめています。

やめたもの・減らしたもの(主なもの)

項目金額(税抜)
脱衣室 家事棚(折戸固定)-50,200円
和室 ホライゾン1800-40,500円
書斎 妻収納A-30,400円
リビング・キッチン・主寝室 スクエア600各-28,000円
脱衣室 LDカウンター減額-25,100円
書斎 LDカウンター減額-22,100円
土間収納 棚F0902-21,000円
和室 可動棚1806へ変更-20,300円
お風呂 手すり2本減額-16,000円
洗面 シルバー水栓へ変更-11,000円

収納系がずらりと並びました。打ち合わせの最初は「あれもこれも」と棚やカウンターを入れていたのですが、図面を見ながら現実的に考えていくうちに削っていった形です。

結果として、プラス67万9,700円、マイナス39万700円。差し引き28万9,000円(税抜)に着地しました。

「サービス」でゼロ円になったもの

もうひとつ、金額欄に「サービス」と書かれた行がいくつかありました。

  • タンクレストイレ
  • 子供部屋の壁
  • 和室 妻収納A(2か所)
  • 玄関ホール 壁補強費用
  • キッチン グースネック水栓のUP分

さらに「追加サービス①②③」という項目で、室内物干し2か所(各9,000円)とバルコニーのガラスUP分(17,000円)が、そのままマイナス計上されていました。実質無料になったということです。

これは自動的にそうなるものではありません。打ち合わせを重ねる中で調整してもらった結果です。

照明・カーテン・クロス|値引き率がまったく違った

ここが今回、一番の学びでした。

照明とカーテンとクロスは、それぞれ別の見積書になっています。3枚を並べて初めて気づいたことがあります。

項目定価値引き値引き率
照明526,900円-150,900円28.6%
カーテン479,240円-115,240円24.0%
標準外クロス186,720円-720円0.4%
変更・追加オプション289,500円-500円0.2%

照明とカーテンは大きく引かれるのに、クロスと仕様変更はほとんど引かれません。クロスの-720円と変更明細の-500円は、どちらも端数を切っただけの調整でした。

理由は見積もりの立て方の違いだと考えています。照明とカーテンはメーカー定価をそのまま並べて、そこから値引きする形式です。一方、クロスや仕様変更は最初から差額ベースで積まれているので、引きしろがありません。

つまり、同じ「1万円削る」でも、どこで削るかによって手間がまったく違うということです。照明とカーテンは総額が大きく、値引きも入るので、ここで見直すほうが効率がいいことになります。

照明はダウンライト43個と取付費が効いてくる

照明の内訳で意外だったのが取付費です。

  • ダウンライト取付費:1個2,000円 × 43個=86,000円
  • シーリング・ペンダント取付費:1個1,500円 × 8個=12,000円
  • 人感センサースイッチ:1個12,400円 × 5か所=62,000円

器具本体だけでなく、数がそのまま金額に効いてきます。ダウンライトを1個減らせば、器具代5,500円+取付費2,000円で7,500円変わる計算です。

センサースイッチも1か所12,400円と安くありません。我が家は玄関・土間収納・玄関外・トイレ2か所の5か所に絞りました。ただ、住んでみると絞りすぎたと感じています。どこに付けてよかったか・どこを付けずに後悔したかは人感センサーのおすすめ場所にまとめました。

カーテンは1窓あたりの単価が高い

カーテンで驚いたのは単価です。リビングの掃き出し窓は、ドレープ1枚48,300円、レース1枚29,000円。それが2枚ずつなので、リビングだけで15万4,600円(レール別)でした。

部屋ごとの選び方は新築カーテンの選び方にまとめています。

クロスは「1面だけ」でも意外とかかる

標準外クロス(アクセントクロス)は、1面だけ貼り替えるにも1式15,120円〜30,240円かかりました。主寝室は北面・東面で30,240円、南面でさらに22,680円です。

この書類で1つ特殊だったのが、プロジェクター用クロスの下地調整費27,000円。寝室でポップインアラジンを使うために、天井の下地を平らに整えてもらった費用です。映像を投影する面に凹凸があると映りに影響するため、新築時にやっておく必要がありました。

ポップインアラジンを新築で使う予定の方は、この費用も見ておいたほうがいいと思います。実際の使い心地はポップインアラジン正直レビューにまとめています。

同じ「1万円削る」でも、削る場所によって効き方が違います。照明とカーテンは定価から値引きが入る前提で見積もられているぶん、見直しの効果が出やすい分野です。逆にクロスや仕様変更は差額ベースなので、値引き交渉より「入れるかどうか」の判断がそのまま金額に効きます。

施主支給で削ったところ

全部ハウスメーカーに頼む必要はありませんでした。

見積書を見ると、いくつかの項目に「施主様手配」と書かれています。自分たちで用意したものです。

  • 寝室の照明:ポップインアラジンを使うので、そもそも照明器具を買っていません
  • 子ども部屋2部屋のシーリングライト:家電量販店で購入
  • W.I.Cの間仕切りロールスクリーン:自分たちで手配

シーリングライトは量販店で買えば、同等品がかなり安く手に入ります。取り付けも難しくありません。「ハウスメーカーに頼まなくてもいいもの」を仕分けるだけで、数万円は変わります。

一方で、ダウンライトや配線が絡むものは工事とセットなので、施主支給には向きません。後から自分で交換できるものかどうかが判断の目安になると思います。

施主支給に向くもの・向かないもの
◎向く:シーリングライト、ロールスクリーン、後から自分で交換できるもの
✕向かない:ダウンライト、センサースイッチ、配線工事とセットのもの
迷ったら「入居後に自分で付け替えられるか」で判断すると分かりやすいです。

これから打ち合わせに臨む人へ

金額が見えないまま進めるのが一番危険です。

振り返って、やっておいてよかったこと・やっておけばよかったことを3つ挙げます。

  1. 「これはいくらですか」をその場で聞く。書類は後から届くので、聞かないと分からないまま次の打ち合わせに進んでしまいます
  2. 減らす相談も遠慮なくする。我が家は39項目のうち半分近くを減額に振りました。一度決めたものでも変えられます
  3. 照明とカーテンから見直す。総額が大きく、値引きも入る分野なので、削る効果が出やすいです

そして何より、オプションは「足すもの」ではなく「足して引くもの」だと考えておくと気が楽になります。最初から完璧に決める必要はありません。

まとめ

今回は、セキスイハイムのインテリア打ち合わせで実際にかかったオプション費用を、見積書のまま公開しました。

  • インテリア関係のオプション総額は133万6,500円(税込)
  • 変更・追加は39項目。プラス67万9,700円、マイナス39万700円で差し引き28万9,000円
  • 照明は定価から28.6%、カーテンは24.0%値引きされた
  • 一方でクロスと仕様変更はほぼ値引きなし(端数調整のみ)
  • 寝室・子ども部屋の照明、W.I.Cのロールスクリーンは施主支給で削った
  • ダウンライト43個の取付費だけで86,000円かかる

オプションという言葉は曖昧ですが、実際は「差額が出たものだけ」です。手元の書類で金額が入っている行を数えれば、自分の家のオプションが分かります。

ちなみに契約時の資金計画書に載っていたのは、「インテリア費用(照明・カーテン)概算88万円」の1行だけでした。クロスも変更オプションもそこには入っていません。建物側の総額や値引きまで含めたお金全体は、セキスイハイムの値引き474万|総額と坪単価を全公開で公開しています。

これから打ち合わせに入る方の、予算を考える材料になれば嬉しいです。

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