セキスイハイム外構を外注するなら|打ち合わせ時期に注意

新築準備・家づくり

新築の打ち合わせが進んでくると、ふと気になるのが外構です。「ハウスメーカーに任せると高いらしい」「外部の業者に頼んだほうが安いって本当?」——調べ始めると、そんな情報がたくさん出てきます。

先に結論をお伝えすると、外構を外部業者に頼みたいなら、動き出す時期がすべてです。我が家はそこを外しました。

2026年3月にセキスイハイムで建てた家の引き渡しを受け、共働き夫婦で暮らし始めて4か月ほどが経ちました。外構は外部の業者に頼み、その費用も含めて住宅ローンに全部組み込むつもりでした。結果はどちらも叶わず、セキスイハイムに依頼した外構費は195万8,000円(税込)。しかもこれは、あえて最低限まで削ったうえでの金額です。

この記事では、なぜそうなったのかを、実際の見積もり内訳と一緒に正直に書きます。

  • 外構をハウスメーカーに頼むか、外注するかで迷っている方
  • 外構費用を住宅ローンに組み込みたい方
  • ハウスメーカーの外構見積もりを見て「高い」と感じた方

同じ失敗をする人が減ればいいなと思って書いています。

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我が家の外構は、結局セキスイハイムに一部だけ頼むことになった

「別で頼む」と決めていたはずが、気づいたときには選べる状態ではありませんでした。

まず、実際にセキスイハイムへ依頼した外構の内訳を公開します。

工事項目金額(税抜)
仮設工事81,000円
アプローチ工事189,200円
駐車場工事981,540円
西側境界工事(塀)435,800円
建物整地工事93,000円
小計1,780,540円
合計(税込)1,958,000円

内容としては、駐車場の土間コンクリート、建物周囲の砂利、アプローチの一部、そして西側だけの塀。いわゆる「最低限」の範囲です。ただしこれは、予算が足りなくて削ったわけではありません。意図的にここまで絞りました。

ここまでは工種ごとの合計です。ただ、これだけでは「高いのか安いのか」を判断できません。そこで、実際の内訳明細書に書かれていた全項目を、数量と単価まで公開します。

項目数量単価金額
① 仮設工事 計 81,000円
水盛り・遣り方1式25,000円
重機回送費・重機損料1式48,000円
工事諸経費1式8,000円
② アプローチ工事 計 189,200円
鋤取り5.5㎡900円4,950円
残土処分(場外搬出)2㎡7,000円14,000円
下地粗打ちコンクリート5.5㎡6,500円35,750円
化粧平板敷き工(シフレ300×600・300×300)5.5㎡15,000円82,500円
端部モルタル押さえ17m2,000円34,000円
諸工事経費1式18,000円
③ 駐車場工事 計 981,540円
鋤取り45㎡900円40,500円
残土処分(場外搬出)13㎡7,000円91,000円
土間コンクリート(t100・下地砕石t120)45㎡12,000円540,000円
ワイヤーメッシュ45㎡1,200円54,000円
伸縮目地工10.8m2,300円24,840円
インター目地工(シフル75×300)13.7m5,000円68,500円
型枠工19m1,300円24,700円
雨水桝かさ上げ調整1式45,000円
諸工事経費1式93,000円
④ 西側境界工事(塀) 計 435,800円
根伐及び埋め戻し工16m3,000円48,000円
ベース基礎工16m6,000円96,000円
化粧ブロック積み工(スクエアC)9.6㎡18,500円177,600円
天端均し工16m1,000円16,000円
アルミフェンス本体(ユメッシュE型 H-800)9セット4,800円43,200円
組立設置工9枚2,000円18,000円
工事諸経費1式37,000円
⑤ 建物整地工事 計 93,000円
防草シート敷き工28㎡1,500円42,000円
6号砕石敷き工15㎡2,800円42,000円
諸工事経費1式9,000円
小計(税抜)1,780,540円

こうして並べると、駐車場工事の土間コンクリートだけで54万円と、単独で全体の3割を占めていることが分かります。45㎡×12,000円という計算なので、駐車場の広さがそのまま金額に跳ね返る構造です。次いで大きかったのが塀の化粧ブロック積み17万7,600円でした。

逆に言えば、駐車場の面積と塀の長さをどう決めるかで、外構費の大半が決まります。我が家が「最低限」に絞ったときも、削る余地があったのは結局この2つでした。

上の表は、手元の内訳明細書をそのまま書き起こしたものです。実物も載せておきます(会社名の部分は伏せています)。

実際の見積書(内訳明細書)を見る
セキスイハイムの外構工事の内訳明細書。仮設工事・アプローチ工事・駐車場工事の数量と単価が記載されている
仮設工事・アプローチ工事・駐車場工事
セキスイハイムの外構工事の内訳明細書。西側境界工事と建物整地工事の数量と単価が記載されている
西側境界工事(塀)・建物整地工事

一方、人工芝と門柱は今も手つかずのまま残っています。これは「間に合わなかったから残った」というより、自分たちで切り離しました。セキスイハイムにまとめて頼めば、そのぶん金額は当然上がります。だったらローンに入れる分は必要最低限にとどめて、残りは後から現金で一括払いできる範囲に絞ろう——そう判断した結果です。

ちなみにこの金額は2026年3月の引き渡し時点のもので、あくまで我が家のケースです。外構費は土地の広さ・形状・仕様・地域で大きく変わるので、相場としてではなく「一例」として見てもらえればと思います。

外構を外注したかった理由は「中間マージンがない分、安くなるから」

ハウスメーカーを通すと、同じ工事でも間に一枚挟まります。

我が家が外構を外部業者に頼みたかった一番の理由は、中間マージンがない分だけ費用を抑えられるからです。ハウスメーカー経由の外構工事は、実際に施工するのは提携先の外構業者で、ハウスメーカーはあいだに入る形になります。そのぶんの取り分が価格に乗るので、同じ工事内容でも直接頼んだほうが安くなる可能性があります。

そしてもうひとつ、その費用を住宅ローンに組み込みたいという希望もありました。安く抑えることと、手元の現金を減らさないこと。この2つを同時に狙っていたわけです。

外構工事を後から別で発注すると、支払いは基本的に現金になります。200万円近い金額を、引っ越し費用や家具・家電の購入と同じタイミングで用意するのは、正直かなりきついです。

一方、住宅ローンに含められれば、その分は月々の返済に均されます。金利は上乗せになりますが、住宅ローンの金利は他のローンと比べて低いので、手元の現金を守れるメリットは小さくありません。

そして大事なのは、外部業者に頼んでも住宅ローンに組み込むこと自体は可能だという点です。これはセキスイハイムの営業担当からも聞いていました。

ただし条件があります。住宅ローンの本審査までに、外構業者を決めて見積もりを出してもらう必要があるということです。借入額に含めるのだから、当然といえば当然の話ではあります。

我が家が外したのは、まさにここでした。

間に合わなかった理由は、2つとも自分たちにありました

知らなかったのではなく、動かなかった。それが正直なところです。

理由1:外注したいと伝えただけで、具体的には動かなかった

これが一番の原因です。

「外構は別のところに頼みたい」という話自体は、営業担当にも伝えていました。問題は、伝えただけで終わっていたことです。

外注するなら、自分で業者を探して、現地を見てもらって、見積もりを出してもらう必要があります。その一つも動かないまま、時間だけが過ぎていきました。伝えさえすれば向こうが段取りしてくれるわけではありません。当たり前のことですが、そこがすっぽり抜けていました。

営業側にも自社で受注したい事情はあったかもしれません。ただ、それを差し引いても、動かなかったのはこちらです。

理由2:「いつまでに決めればいいか」を自分から聞かなかった

「外構費もローンに入れられますよ」という話は聞いていました。それで安心してしまったんです。

けれど、その期限がいつなのかは聞きませんでした。本審査までなのか、契約前なのか、着工前なのか。確認しないまま、住宅本体の打ち合わせに追われる日々が続きました。

注文住宅の打ち合わせは、本当に決めることが多いです。間取り、設備、コンセントの位置、壁紙、照明……。目の前の「今日決めること」を消化するだけで手一杯になり、外構は「そのうち考えよう」の箱に入ったまま後回しになっていきました。

気づいたときには、もう外部業者を探して見積もりを取って比較する時間は残っていませんでした。

ここで残された選択肢は2つでした。セキスイハイムに全部頼んでローンに組み込むか、頼む範囲を絞ってローンを軽くするか。我が家は後者を選びました。

全部任せればそのぶん借入額は膨らみます。それなら本当に必要な部分——毎日車を停める駐車場と、隣家に面した西側の塀まで——に絞り、人工芝や門柱のように後からでも足せるものは現金で払える範囲として残しておくほうがいい。そう考えて線を引きました。

ちなみに我が家は、太陽光6.36kWと蓄電池4.9kWhを載せています。外構は最低限に絞った一方で、こちらには初期費用をかけました。その結果として毎月の電気代がどうなったかは、セキスイハイム オール電化の電気代にまとめています。

外構の話は、住宅本体の打ち合わせが本格化する前に切り出しておくのが正解でした。打ち合わせが忙しくなってから「そういえば外構」と思い出しても、業者を探して比較する時間はもう残っていません。

セキスイハイムに頼む場合と外注する場合、何が違うのか

金額だけの話ではなく、手間と時期がセットでついてきます。

比較項目ハウスメーカーに依頼外部業者に外注
費用中間マージンが乗る場合がある直接依頼のぶん抑えられる可能性
手間打ち合わせの窓口が一本化される業者探し・相見積もり・打ち合わせが別途必要
建物との連携設計段階から一体で考えてもらえる自分で情報を共有する必要がある
住宅ローンそのまま組み込める本審査までに見積もりが必要
動き出す時期本体の打ち合わせと同時で間に合うかなり早く動く必要がある

費用の面で、ひとつ印象に残っている出来事があります。

人工芝の見積もりをお願いした外構業者に、雑談まじりで「この内容をそちらでやったら、どのくらいになりますか」と聞いてみたことがありました。返ってきたのは「ざっとなので分かりませんが、150万くらいでしょうか」という答えです。

正式な見積もりではありませんし、仕様がまったく同じとも限りません。税込か税抜かも確認していないので、そのまま差額として受け取るのは早計だと思っています。

それでも、一度も相見積もりを取らずに決めてしまったという事実は残りました。安くなったかどうか以前に、比べる機会そのものを自分たちで手放していたわけです。この記事で一番お伝えしたいのは、そこかもしれません。

もちろん、ハウスメーカーに任せる良さもあります。建物の設計と外構を一体で考えてもらえるのは大きな安心ですし、窓口がひとつで済むのは共働きにとって想像以上にありがたい話です。実際、我が家がセキスイハイムに依頼した部分については、仕上がりに不満はありません。

これから建てる人へ|外構は「土地と配置が決まった時点」で動き出す

外構の打ち合わせは、早く始めて損をすることがありません。

同じ立場に戻れるとしたら、我が家はこうします。

  1. 外注したい意思を伝えるだけで終わらせない。伝えても、こちらが動かなければ何も進みません
  2. 「住宅ローンに含めるには、いつまでに見積もりが必要ですか」と自分から聞く。期限は待っていても向こうからは出てきません
  3. 土地が決まり、建物の大きさと配置が決まった時点で、外構業者との打ち合わせを始める

3番目が一番の肝です。外構は「建物が形になってから考えるもの」というイメージがありますが、実際は土地への建物の配置が決まった段階で、駐車場の広さもアプローチの位置も塀の範囲も、ほぼ決まります。つまり、その時点で見積もりを出してもらう材料は揃っているんです。

そして何より、住宅本体の打ち合わせが本格化すると、外構まで手が回らなくなります。我が家がまさにそうでした。だからこそ、まだ余裕のあるうちに外構の話を並行して進めておくに越したことはありません。

業者探しから始めると時間がかかりますが、複数の外構業者にまとめて見積もりを依頼できるサービスを使えば、その部分は短縮できます。共働きで動ける日が限られている我が家のような家庭こそ、こういう仕組みを早い段階で使っておくべきだったと感じています。

外構を外部業者に頼みたい人が、確認しておくべき3つ
①外注したいと伝えたあと、実際に業者を探し始めているか
②住宅ローンに含めるには、いつまでに見積もりが必要か聞いたか
③土地と建物の配置が決まった時点で、外構の打ち合わせを始められそうか

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外構の相見積もりを取っておきたい方へ

「外構エクステリア比較プロ」は、全国の外構・エクステリア専門業者にまとめて見積もりを依頼できる無料の一括比較サービスです。ハウスメーカーを介さず直接依頼できるので、我が家のように「比べる前に決まってしまった」を防げます。
※対応エリアは公式サイトでご確認ください。

まとめ

今回は、セキスイハイムで建てた我が家が、外構を外注しそこねた話と、その結果どう折り合いをつけたのかを正直に書きました。

あらためて振り返ると、原因は情報を知らなかったことではありません。知っていたのに、動く時期を決めていなかったことでした。

  • 本当は外構を外部業者に頼み、費用も全額ローンに組み込みたかった
  • それができず、セキスイハイムへの依頼は最低限に絞って合計195万8,000円(税込・2026年3月引き渡し時点)
  • 人工芝と門柱は、現金で払える範囲として意図的に切り離した
  • 外注でも住宅ローンには組み込めるが、本審査までに見積もりが必要
  • 失敗の原因は「伝えただけで動かなかった」「期限を聞かなかった」の2つ
  • 動き出すべきタイミングは、土地と建物の配置が決まった時点

外構は家づくりの最後に回されがちですが、金額としては決して小さくありません。本体の打ち合わせが忙しくなる前に、少しだけ先回りしておくことをおすすめします。

ちなみにこの195万8,000円は、建物の資金計画書には入っていません。建物側の総額とは別勘定で乗ってくるお金です。家全体でいくらかかったのかは、セキスイハイムの値引き474万|総額と坪単価を全公開で資金計画書のまま公開しています。

先回りが効くのは、外構だけではありませんでした。引き渡しから入居までのわずかな期間も、動いた分だけあとがラクになります。我が家がその3週間で実際にやったことは、新築の引渡しから入居までにやることリストにまとめました。

人工芝と門柱については、実際に外注してみた結果をあらためて追記する予定です。

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