新築エアコンは何台必要?3台にした我が家の畳数と選び方

新築準備・家づくり

「新築のエアコンって、何台つければいいんだろう?」
全部屋につけるべきか、それとも最小限にしてあとから買い足すのか——間取りが固まってくると、意外と悩むのがエアコンの台数ですよね。

結論からお伝えすると、我が家はLDK・寝室・子供部屋の3台でスタートして、「これで正解だった」と感じています

我が家はセキスイハイムで注文住宅を建てた共働き夫婦。新築時にハイム経由でエアコンを3台まとめて導入し、いま新築で初めての夏を過ごしています(冷房はほぼ毎日稼働中です)。

この記事では、実体験をもとに「何台必要か」の考え方、部屋ごとの畳数の選び方、どこで買うかの比較、図面段階でチェックすべきポイントまでまとめました。「うちは結局何台なの?」のモヤモヤを解消したい方は、ぜひ読んでみてください。

新築のエアコンは何台必要?我が家は3台にした

先に答えをお伝えすると、必要な台数は「今使う部屋の数+将来使う部屋」で決めるのが正解です。「なんとなく全部屋」でも「とりあえずリビングだけ」でもなく、暮らしから逆算するのがいちばん失敗しません。

我が家の内訳|LDK・寝室・子供部屋の3台

我が家が新築時に設置したのはこの3台です。

部屋広さ機種使い方
LDK約20畳三菱 霧ヶ峰JXV(20畳用・200V)ほぼ毎日稼働
寝室約10畳三菱 霧ヶ峰BXV(10畳用)夏はほぼ毎晩
子供部屋約5.5畳三菱 霧ヶ峰BXV(寝室と同型)ほぼ未使用(将来用)
子供部屋(もう1室)約5.5畳未設置穴・専用コンセントのみ準備

生活の中心であるLDKと、寝るための寝室。実際に暮らしてみると、夏の暮らしはこの2台でほぼカバーできています。3台目の子供部屋は今はほぼ使っていませんが、必要になったその日から使えるように新築時に設置しました。

「とりあえず全部屋」にしなかった理由

実は我が家には、同じ約5.5畳の子供部屋がもう1部屋あります。全部屋への設置も検討しましたが、この部屋にはあえてエアコンをつけませんでした。理由は大きく2つです。

  • 部屋を使う予定がまだ先だから:使わない部屋のエアコンは、稼働しないまま年数だけが経過してしまう
  • エアコンは毎年新しいモデルが出るから:使い始めるタイミングで買えば、そのとき最新の省エネ性能・機能を選べる

先につけておくことには、デメリットもあります。エアコンは使っていなくても内部部品の経年劣化は少しずつ進みますし、メーカー保証も未使用のまま消化されていきます。省エネ性能は年々進化しているので、数年後に使い始める頃には型落ちに。「いつか使う部屋」への先付けは、初期費用を先払いして古い機種を寝かせておくことにもなりかねません

そのかわり、つけなかった子供部屋にも配管用の穴(スリーブ)とエアコン専用コンセントだけは新築時に準備してあります。本体はあとから買えても、壁の穴あけと専用回路の増設は、あとからだと工事が大がかりになるからです。「本体は使うときに最新を、配管と電源だけは新築時に」——これが我が家のたどり着いた答えです。

ちなみに「台数を増やすと電気代が心配……」という方も多いと思いますが、我が家はオール電化+太陽光の構成で、エアコンを毎日使う夏でも電気代は月5,000円前後に収まっています。実測データはセキスイハイムの電気代リアルの記事で公開しているので、気になる方はあわせてどうぞ。

新築エアコンの畳数の選び方|部屋ごとの考え方

台数の次に悩むのが「何畳用を買えばいいのか」。基本は部屋の広さに畳数を合わせつつ、長く過ごす部屋だけワンランクの余裕を持たせるのが我が家の結論です。

LDK約20畳 → 20畳用・200Vにした理由

リビングは家族がいちばん長く過ごす場所。ここでパワー不足になると毎日がストレスなので、約20畳のLDKには畳数どおり20畳用(単相200V)を選びました。実際、真夏日でもLDK全体がしっかり冷えていて、「リビングだけは妥協しない」は正解だったと感じています。

20畳クラスになると電源は200Vが基本になります。200V用の専用コンセントは図面段階での指定が必要なので、ここは後述のチェックリストでも触れますね。

寝室約10畳 → 10畳用で十分だった

寝室は「寝るだけの部屋」なので、約10畳に対して10畳用のコンパクトモデルにしました。熱帯夜は27℃設定で朝まで稼働させていますが、快適に眠れています。寝室にハイスペック機は必要ない、というのが使ってみての正直な感想です。

子供部屋約5.5畳 → 将来用は寝室と同型でそろえた

子供部屋は約5.5畳。今はほぼ使っていない部屋ですが、将来に備えて寝室と同じ機種でそろえました。機種を統一するとリモコンの操作もフィルター掃除の手順も同じなので、管理がラクというメリットもあります。

なお、カタログの「おもに◯畳」という表示は、昔ながらの住宅を想定した目安です。断熱性能の高い最近の新築では畳数表示より余裕を持って効くことが多い一方、吹き抜けや大きな窓がある部屋は1ランク上が安心。部屋の条件(吹き抜け・窓の大きさ・日当たり)を伝えて、ハウスメーカーや販売店に確認するのがいちばん確実です。

畳数選びの目安:基本は部屋の広さどおりでOK。長く過ごすLDKだけワンランクの余裕(200V)を持たせて、寝室・子供部屋はコンパクトモデルで十分です。

エアコンはどこで買う?HM・量販店・施主支給の違い

新築のエアコンは「どこで買うか」も悩みどころ。選択肢は大きく3つあります。

買い方メリットデメリット
ハウスメーカーにまとめて依頼(我が家)入居初日から使える/穴あけ・配管の責任が一元化/住宅ローンに組み込める量販店のセールより価格は高め
家電量販店で購入セールを狙えば安い/ポイント還元入居後に工事日程の調整・立ち会いが必要
施主支給(自分で購入して取り付けを手配)機種と価格を自分でコントロールできる穴あけや保証の責任分担が複雑になりやすい

我が家はハウスメーカー(セキスイハイム)経由でまとめて依頼しました。決め手は、入居した初日から全部屋のエアコンが使える安心感です。引っ越しは荷物の搬入で汗だくになるので、「初日から冷房が効く家」のありがたさは想像以上でした。

また、壁の穴あけや配管ルートを建築と一体で計画してもらえるので、「工事で防水や断熱に影響が出たら誰の責任?」という切り分け問題が起きないのも大きなメリット。価格だけ見れば量販店のセールに軍配が上がりますが、我が家は手間と安心を優先して正解だったと感じています。

機種選びで重視した3つのこと

台数と畳数が決まったら、最後は機種選び。共働きの我が家が重視したのは次の3つです。

  • お手入れがラクなこと:フィルター自動お掃除つきなら、日々のメンテナンスがぐっと減る
  • 風の質と賢さ:センサーで冷やしすぎ・風の直撃を防いでくれると、体感がまるで違う
  • スマホ操作:帰宅前に外から冷房をオンにできると、真夏の「帰宅後のモワッ」がなくなる

この3つを軸に比較して、我が家は3台とも三菱の霧ヶ峰にしました。LDKに入れたJXVシリーズと寝室のBXVシリーズの使用感・電気代・デメリットは霧ヶ峰JXVの口コミレビュー記事で詳しく書いているので、機種選びの段階に入った方は参考にしてみてください。

新築エアコンで後悔しないチェックリスト

最後に、図面段階で確認しておきたいポイントをまとめます。エアコンの後悔は「本体選び」より「位置と準備」で起きがちなので、ここだけは間取り確定前にチェックしておくのがおすすめです。

  • 専用コンセントの位置と電圧:20畳クラスは200V。設置予定位置の近くに専用回路で用意
  • 室内機の位置:ドア・収納・カーテンレールと干渉しないか、風がベッドやソファを直撃しないか
  • 室外機の置き場所:隣家との距離、通路を塞がないか、寝室の窓の近くは稼働音に注意
  • 将来使う部屋の先行準備:本体を後回しにする部屋も、配管用スリーブと専用コンセントだけは新築時に
  • 搬入と工事のタイミング:引っ越し前に設置が終わるようスケジュールを逆算

間取り確定前にもう一度:
①専用コンセントの電圧と位置(20畳クラスは200V)
②室外機の置き場所
③将来使う部屋の先行配管とコンセント——この3つは着工後の変更が難しいポイントです。

まとめ|台数は「暮らし」から逆算すれば失敗しない

新築のエアコン計画についてまとめます。

  • 台数は「今使う部屋+将来使う部屋」で決める(我が家は3台設置+1部屋は配管と電源だけ準備)
  • 畳数は部屋の広さに合わせつつ、長く過ごすLDKだけは余裕を持たせる
  • 買う場所は価格のHM外か、入居初日から使える安心か。我が家はHM経由で正解だった
  • 後悔ポイントは位置と電源。専用コンセント・室外機置き場は図面段階でチェック

エアコンは1台あたりの金額が大きいので迷いますが、「全部屋つけるか」ではなく「我が家の暮らしに何台必要か」で考えれば、過不足のない答えにたどり着けます。この記事が、あなたの新築のエアコン計画のヒントになればうれしいです。

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