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シャークの掃除機は、フィルターを洗ったあとに臭いが出ることがあります。原因のほとんどは、乾ききる前にフィルターを戻した「生乾き」です。
我が家は共働きで戸建て暮らし。新築のときにセカンド掃除機としてシャークのLC150JBL(EVOPOWER SYSTEM FIT+)を迎え、月1回フィルターを洗っています。洗ってから乾くまでは丸1日かかるので、晴れた日に洗ってしっかり乾かし、フィルターを2枚で回すようにしています。それでも残ったニオイは、重曹を溶かしたぬるま湯に20分ほどつけおきしたら取れました。
じつはLC150JBLのフィルターは、本体に1つ、自動ごみ収集ドックに3つの全部で4つあります。そのうちHEPAフィルターだけは水洗いできません。この記事では、4つのフィルターの外し方・洗い方と、洗っても臭うときの対処を写真つきでまとめました。知らずに洗って傷める前に、どれが洗えてどれが洗えないかを確かめておくと安心です。
写真は我が家のLC150JBLのものです。洗い方・乾かし方はほかのシャークのスティッククリーナーでも同じですが、フィルターの数や外し方は機種によって違うので、ご自身の型番の取扱説明書と見比べてください。
LC150JBLの使い心地やメリット・デメリットが知りたい方は、シャークLC150JBLの正直レビューもあわせてどうぞ。
シャーク掃除機のお手入れが必要な3か所
シャークのスティッククリーナーでメンテナンスが必要なのは、おもに次の3か所です。
- ダストカップ:吸い込んだゴミが一時的に溜まる部分
- フィルター:細かいホコリをキャッチする部分(ニオイの最重要ポイント)。本体とドックに合わせて4つあります
- 自動ごみ収集ドック:本体から自動でゴミを集める土台
どれも特別な道具は不要で、水洗いできる部分が多いのがシャークのうれしいところ。

フィルターは本体1つ+ドック3つの全部で4つ
LC150JBLは、自動ごみ収集ドックの中にもフィルターが3つ入っていて、全部で4つあります。
| フィルター | 場所 | 水洗い | お手入れ | 交換の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 本体フィルター | ダストカップの奥 | ○ | 月1回 水洗い | 1年に1回(我が家) |
| フォームフィルター | ドックのダストボックスの中 | ○ | 月1回 水洗い | 汚れが落ちなくなったら |
| フェルトフィルター | フォームフィルターの下 | ○ | 月1回 水洗い | 汚れが落ちなくなったら |
| HEPAフィルター | ドックの右側面 | ✕ | 月1回 叩いてホコリを落とす | 1年に1回(取扱説明書の推奨) |
覚えておきたいのは、HEPAフィルターだけは水洗いできないこと。ほかの3つと同じ感覚で洗うと傷めてしまいます。
※ほかのモデルは、フィルターの数や形が違うことがあります。ご自身の型番の取扱説明書もあわせて確認してください。
シャーク掃除機フィルターの洗い方【手順】
本体フィルターの外し方【LC150JBL】写真で解説
ダストカップまわりにはボタンが2つあり、役割が違います。




ドックのフォーム・フェルトフィルターの外し方
ドックのダストボックスの中には、スポンジ状のフォームフィルターと、その下に敷かれたフェルトフィルターの2つが入っています。フタの裏にも「1か月に一度、洗浄してください」と書かれています。


- ドック上部のフタを開ける
- 黒いハンドルを持って、フォームフィルターを引き上げる
- その下にあるフェルトフィルターを取り出す
- 洗ったあとは、フェルト→フォームの順に戻す(洗い方は下の「フィルターの洗い方と乾かし方」と同じ)

ホコリがびっしり付いていました

戻すときはこちらが先です
フォームはスポンジなので水を含みやすく、そのまま干すとなかなか乾きません。手のひらで押して水をしっかり切ってから干すと、乾くまでの時間が短くなります。本体のフィルターと同じく、生乾きで戻すとニオイの元になります。
フィルターの洗い方と乾かし方【全モデル共通】
本体フィルター・ドックのフォームフィルター・フェルトフィルターの3つは、どれも同じ手順で洗えます(HEPAフィルターは洗いません)。
- フィルターを取り外す
- 水につける前に、軽く叩いてホコリを落とす
- 洗剤は使わず、水だけでやさしく洗い流す
- タオルで軽く水気を押さえる
- 風通しのよい場所で24時間以上しっかり自然乾燥(晴れた日なら天日干しもOK)
- 完全に乾いてから取り付ける
お手入れの頻度は月1回程度が目安です。ドライヤーや乾燥機で急いで乾かすのは、フィルターを傷める原因になるのでNG。「洗ったら丸1日は乾かす」と覚えておくと安心です。
洗うタイミングの目安は、フィルターにホコリが詰まって白っぽくなってきたときや、運転時間が短く感じてきたとき。吸引力が落ちてきたと感じたら、まずフィルターの汚れを疑ってみてください。
ドックのHEPAフィルターは水洗い・重曹NG
ドックの右側面のカバーを外すと、HEPAフィルターが出てきます。カバー上部のボタンを押しながら、手前に傾けると外れます。


純正のHEPAフィルターは、水洗いも重曹のつけおきも厳禁です。取扱説明書にも「水洗いできません」とはっきり書かれています。目の細かい繊維でできているので、濡らすと傷んで、細かいホコリを止める力が落ちてしまいます。
なお、互換品の中には「HEPAフィルターも水洗いOK」と書かれた商品もあります。これはその互換品の仕様なので、互換品を使う場合は商品ページや付属の説明書の表記に従ってください。純正のHEPAは洗わない、と覚えておけば間違いありません。
お手入れは、軽く叩いてホコリを落とすだけ。ほかのフィルターを洗う月1回のタイミングで一緒に叩いておくと忘れません。叩いても汚れが取れなくなったら交換どきで、取扱説明書では1年に1回の交換がすすめられています。
洗っても臭いときの原因と直し方
洗ったあとに臭くなる理由
掃除機のフィルターには、ホコリと一緒に髪の毛・皮脂・食べこぼしなど、雑菌のエサになる汚れがたまっています。洗っても繊維の奥には少し残るので、そこに水分がある時間が長いほど雑菌が増えて、生乾きの雑巾のようなニオイになります。洗濯物の部屋干し臭と同じ仕組みです。
フィルターは見た目が乾いていても、プリーツ(ひだ)の奥に水分が残ります。その水分が残っているあいだも、雑菌は増え続けます。
水洗いで取れないニオイは重曹でつけおき
乾かし方を見直しても、一度染みついたニオイは水洗いだけでは取れないことがあります。そんなときは、重曹を溶かしたぬるま湯につけおきするのが効きます。
我が家も、水洗いで取れなかったニオイが、重曹を溶かしたぬるま湯に20分ほどつけおきしたら取れました。
- ぬるま湯に重曹を溶かす
- フィルターを20分ほどつけおきする
- 重曹が残らないよう、水でしっかりすすぐ
- 24時間以上しっかり乾かしてから戻す
つけおきできるのは、水洗いできる本体フィルター・ドックのフォームフィルター・フェルトフィルターの3つだけです。ドックのHEPAフィルター(純正)は、水洗いも重曹のつけおきも厳禁です。
重曹が繊維に残ると、それ自体が目詰まりやニオイの原因になるので、すすぎは念入りに。漂白剤は使いません。素材を傷めて、細かいホコリを止める力が落ちてしまいます。
※取扱説明書の指示は「水のみで手洗い」です。重曹のつけおきはメーカーの案内の外になるため、保証期間中の方はご自身の判断で試してください。
根治策はフィルターを2枚でローテーションすること
我が家は月末の土曜に洗って日曜に取り付けています。天気の悪い週末は無理に洗わず、晴れた週末までずらしています。それでも、洗ってから完全に乾くまでには丸1日かかります。
雨が続いて、洗う日を選べない時期もあります。そんなときにフィルターが2枚あれば、乾ききるまで焦らず待てます。ここが、フィルターを2枚持っておく理由です。
我が家はフィルターを2枚持って使い回しています。室内で乾かすと丸1日以上かかることもあり、1枚だとその間は掃除機が使えません。2枚あれば「洗う→もう1枚を装着→乾いたら次の月に交換」と回せて、掃除の予定が乾燥待ちに左右されなくなります。
純正の交換用フィルターはXFFCJ200という型番です。1個入りなので、2枚運用にするなら数量にご注意ください。
※対応機種はモールや時期によって表記が異なる場合があります。ご自身の型番(本体に記載)と合うか、購入前にリンク先で必ずご確認ください。
水洗いを続けていてもフィルターは少しずつヘタるので、我が家は1年に1回を目安に交換しています。洗って戻せば当面は使えますが、プリーツの奥の汚れは完全には落ちません。
純正か互換か=いま保証期間中かどうか
フィルターは消耗品なので、コストを抑えたい方は互換品を選ぶ手もあります。純正は1個入りですが、互換品にはまとめ買いタイプがあり、1個あたりの単価をかなり下げられます。2枚運用にしたい場合は、この差は小さくありません。
互換品を選ぶ前に知っておきたいこと
・互換品を使ったことが原因で本体が故障した場合、メーカー保証の対象外になる恐れがあります
・ろ過性能や耐久性はメーカーの保証外です。安さと引き換えに、そこは自己責任になります
・購入前に対応機種にご自身の型番があるか必ず確認してください(同じ「XFFCJ200対応」でも、FIT+が含まれない商品があります)
我が家はいま純正を使っています。まだ掃除機の保証期間内だからです。保証が残っているうちに互換品が原因で故障したら、受けられるはずのサポートを自分から手放すことになります。
そして保証期間が過ぎたら、互換品に切り替えるつもりです。保証がなくなればそのリスクは消えるので、あとは価格で選べばいいと考えています。
純正か互換かは、値段ではなく保証期間中かどうかで決めています。
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長く使うつもりなら、本体とドックのフィルターをまとめてそろえられるセットがお得です。下の10点セットは、本体フィルターとドックのHEPA・フォーム・フェルトフィルターが各2個入っていて、FIT+(LC150J)対応と明記されています。フィルターが4つある機種なので、1つずつ買い足すより手間も費用もかかりません。
※価格は2026年10月時点の表示で、Amazonは2,999円(10枚入り)、楽天市場は4,719円(10点セット・送料無料)です。セールや時期で変動するため、購入前にリンク先で最新の価格と対応機種をご確認ください。
自動ごみ収集ドックのお手入れ
自動ごみ収集ドックは、約30日分のゴミをためられます。ゴミ捨ては想像以上にカンタンです。
- ドック上部のボタンを押しながら、ダストボックスを引き出す
- 側面のボタンを押して底面のフタを開け、ゴミを捨てる
- ドックの中のフィルター3つも、月1回お手入れする(外し方は前半の「フィルターの洗い方【手順】」で解説)

HEPAフィルターがホコリを閉じ込めてくれるので、ゴミ捨て時にホコリが舞いにくいのも安心。ニオイが気になってきたら、ドック内のフィルターまわりも忘れずチェックしましょう。
ドックがニオう主な原因は、長く溜めたゴミの湿気と、本体側フィルターの乾燥不足です。梅雨や夏場は雑菌が繁殖しやすいので、ゴミは30日を待たずに早めに処分し、ドック内のHEPAフィルターにホコリが固まっていないかも確認すると安心です。
まとめ|ニオイを断つカギは「完全に乾かす」こと
LC150JBLのフィルターは、本体1つ+ドック3つの全部で4つです。
- 本体・フォーム・フェルトの3つは、月1回水洗いして24時間以上乾かす
- ドックのHEPAフィルターは水洗い・重曹NG。叩いてホコリを落とすだけ
- 洗ったあとのニオイは生乾きが原因。晴れた日に洗い、乾ききってから戻す
- それでも取れないニオイは、重曹を溶かしたぬるま湯に20分つけおき(保証期間中はご自身の判断で)
フィルターを2枚で回しておけば、乾くのを待つあいだも掃除機が使えて、生乾きのまま戻すこともなくなります。まずはドックの中も含めて、4つのフィルターの汚れ具合を見てみてください。



